タイトル 8/7はバナナの日でした!
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2024.08.07

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2日ほど遅れましたが、8月7日は「バナナの日」として、一般社団法人 日本記念日協会に記念日登録認定されているそうです。
(2024.08.09)

バナナ(英: Banana[1]、学名 Musa spp.)は、バショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称である。また、その果実のこと。別名、甘蕉(かんしょう)、実芭蕉(みばしょう)ともよばれる[2]。東南アジア原産で、いくつかの原種から育種された多年性植物。熱帯~亜熱帯の地域で栽培されるトロピカルフルーツ。種によっては熟すまでは毒を持つものもある。日本では古くは芭蕉と呼ばれた。葉の繊維を主に利用するイトバショウは同属異種。食用果実として非常に重要で、2009年の全世界での年間生産量は生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では1億3262万トンにのぼる。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模に栽培されているほか、東アフリカや中央アフリカでは主食として小規模ながら広く栽培が行われている。また、花を料理に使う地域もあり、葉は皿代わりにしたり、包んで蒸すための材料にしたりするほか、屋根の材料などとしても利用される。

【語源】
バナナの語源として一般的なものはウォロフ語のバナンナ (banaana) であるが、指を意味するアラビア語の بَنَانَة(banāna もしくは banānah, バナーナ, 「(1つの)指先;指(1本)) とする説もある[8]。 なお、スペイン語ではplátanoともいう。「プラタナス」(platanus)と同語源だが、品種は全く異なる。「プラタナス」の語源は、ギリシャ語の πλατύς(広い)であり、大きな葉が二者の共通点である。

【日本におけるバナナ】
日清戦争の9年後の1903年に、日本統治下に置かれた台湾から神戸港に向けて、7カゴのバナナを移入したのがバナナ輸入の始まりと言われている。当時は一般人が入手出来ない高価な希少品であった。第二次世界大戦中は輸入が途絶えるなどして、戦後には再開されたが、不急不要品としてGHQにより輸入制限が課せられていた。このため、希少品であることに変わりはなく、価格は4 - 5本につきサラリーマンの平均給与の2.5%程度(平均月収30万円ならば7500円)であった。1949年5月24日に台湾からの輸入が再開。 1963年にバナナ輸入が自由化され、フィリピン産バナナが台頭するなどにより安価な普及品へと変化した。1972年より住商フルーツ(現スミフル)がいち早く、高地農園で高糖度バナナの栽培を開始。その後、2003年前後から、標高500m以上の農園で通常より長い生育期間(約4ヶ月)を経て栽培した食味の良いバナナがスーパーマーケットなどに定着するようになり、ブランド化が進んだ。主なものに「甘熟王(かんじゅくおう)」や「スウィーティオ」がある。逆に、日用品としてのコストパフォーマンス向上のため、各小売店で安さを重視したバナナがプライベートブランドとして発売されるようにもなった。バナナは最も入手し易い果物の1つとなった。

【輸入と生産】
平成22年度においては、日本のバナナ輸入の94.7%はフィリピンからのものであり、ほぼ独占状態にあった[注 4]。ついでエクアドルからが3.6%、ほかに台湾やペルーなどからもわずかに輸入がある[60]。その後はエクアドル産がシェアを伸ばしており、2017年の総輸入量98万6000トンのうち、フィリピンからが79万1000トンと最多を維持しているものの、エクアドルからも14万7000トンが輸入された。メキシコ産やグアテマラ産なども日本へ入ってきている(財務省『貿易統計』)。2023年、栃木県真岡市で国内では珍しい品種「サンジャク」系の苗でバナナの栽培に成功し「とちおとこ」の商品名で出荷が開始された。

【文化】
・タイでは、「簡単なこと」や「ありふれたこと」を意味する言葉として「クルアイ・クルアイ」(「กล้วยๆ」「kluay kluay」。「バナナ・バナナ」の意)という言い回しがあり、バナナが日常に根ざしていることがうかがえる。ウガンダでは「食べ物」と「バナナ」を示す言葉が同じ「マトケ」であり、日本語の「ごはん」と「米飯」が同じであることと似ている。
・バナナは黄色い皮をむけば中身は白いので、「黄色人種なのに中身は白人のつもり」という白人に迎合的、「外見はアジア人だが言葉や文化、思想などは欧米的」を意味するスラングとしても使われる。また該当する人物が半ば自虐的に使うこともある。
・一次産品に依存した発展途上国の蔑称として「バナナ共和国 (Banana Repubic)」がある。元々はアメリカ合衆国の干渉を受けたホンジュラスを指していた。
・謡曲の三番目物で『芭蕉』がある。金春禅竹の作品で、芭蕉の精が中国の楚の僧の前に現れ、世の無常と芭蕉にまつわる故事を語り、舞をまう。
・猿の好物としてのイメージが強い。このため人種差別に使われることがある。実際のサル目動物はバナナに限らず様々な果実類・穀物・昆虫などを食べる。
・俳句では夏の季語(例「川を見るバナナの皮は手より落ち(高浜虚子)」)。
・曲がっている事を例えてバナナを用いる。バナナシュートはサッカー等の球技でカーブシュートを指す。チキータと言う卓球の打法はボールがチキータ・ブランズ・インターナショナルのチキータバナナのように曲がることから名付けられた。

【皮で滑る表現】
バナナの皮は食べられないため、食用としては捨てられる部位である。そのため、路上に遺棄された皮を踏んだ人が滑って転ぶ古典的なギャグとしての利用が世界的に知られている[65]。バナナの可食部に面する果皮の内側は多量の植物油を含んでいるため、摩擦係数が低減するため滑りやすくなる。この現象はワックスを塗った床が滑りやすくなるのと同じ原理である。こうしたギャグは、さまざまなメディアに描かれた表現を検証する書籍としてまとめられるほどの歴史と多様性を持っている(『バナナの皮はなぜすべるのか?』(黒木夏美著、2010年、水声社、ISBN 978-4891767778))。ギャグとして知られる一方で、摩擦係数の低減についての学術研究は長らく行われず、これを行った生体摩擦学者の馬渕清資らは2014年にイグノーベル賞を受賞している。バナナの皮を踏んだ人が滑る表現の起源は定かではないが、出版物においては19世紀にオレンジの皮で滑る表現が存在し、1900年前後には、オレンジの皮・バナナの皮がそれぞれ別の曲で、歌の題材としても用いられた。芸として確立させたのはヴォードヴィリアンのビリー・ワトソン(別名:ウィリアム・シャピロ、1876 - 1939)であり、1900年代初頭に舞台で持ちネタとして披露したことで名声を博し、「“スライディング”・ビリー・ワトソン」の異名を取った。同様に、最初に登場した映画作品は不明だが、1908年には英国の映画『Banana Skins』(フランク・モーターショウ(英語版)監督)で少年がバナナの皮で人々を滑らせる様子が描かれた。1910年代初めには既に定番の表現であったとされている。その後、マック・セネット『A Healthy Neighborhood』(1913年)や、チャーリー・チャップリン『チャップリンのお仕事』(1915年)や『アルコール先生海水浴の巻』(1915年)、『偽牧師』1923年)、ハロルド・ロイド『ロイドの浮気者(英語版)』(1917年)、『ロイドの福の神(英語版)』(1926年)、バスター・キートン『キートンの隣同士(英語版)』(1920年)、『キートンのカメラマン』(1928年)、ローレル&ハーディ『世紀の闘い(英語版)』(1927年)、さらに後年の『おかしなおかしなおかしな世界』(1963年)など、視覚的な分かりやすさから多くのコメディ映画に用いられた。ちなみにキートンは1921年の『キートンのハイ・サイン(英語版)』[80]で、仕掛けに通行人が引っ掛からないという進化させた表現を用いている。文学では中島敦が『虎狩』で中学生の「私」が現在のソウル郊外で虎狩りを見物し、獲物を待つ間に食べたバナナで「妙案」を思いつき、「此のバナナの皮を下へ撒いておいて、虎を滑らしてやろう」と考える話が出てくる。漫画では赤塚不二夫の『おそ松くん』の『クリーニング屋 まじめにやれよ』(曙出版「おそ松くん全集」第9巻所収、アニメでは第1作第8話『井矢見のクリーニング屋』)で、イヤミが六つ子をバナナの皮で滑らせようとするが六つ子は滑ったものの空中回転して無事着地し、イヤミ自身が滑って川に落ちてしまう、というギャグがある。任天堂のレースゲーム「マリオカートシリーズ」においてはバナナの皮をコース上に設置して接触したプレイキャラクター(マシン)はスピンするトラップアイテムとして登場する。

【人種差別行為】
上述のようにバナナは猿の好物とされ、猿を連想させるものでもあるため、サッカーでは白人が黄色人・黒人選手を猿扱いする目的でバナナを競技場内に投げ入れることがあり、これが人種差別的行為とみなされる場合がある。主に欧米の試合などで見られるが、とりわけ1970年以降、欧州を中心にアフリカ生まれの黒人選手が増加したことに対し、バナナを投げ入れる差別行為が頻発した。2014年4月27日にエル・マドリガルで行われたリーガ・エスパニョーラ第35節のビジャレアル対バルセロナ戦において、バルセロナのダニエウ・アウベス選手が投げ込まれたバナナを平然とその場で食べるという行為に賞賛が集まり、世界的な差別撲滅キャンペーンへと発達した。日本では2014年8月に横浜F・マリノスのサポーターが試合中にバナナを振ったとして、無期限入場禁止やクラブに対する処分が下されている。この事件から日本でも関心が深まることになった。

【生産・労働問題】
先進国では低価格で販売され、手で皮を剥くだけで食べられる手軽さと、極めてクリーミーな食感が人気で、大量に消費されている。先進国で低価格で販売されて大量消費される裏側で、先進国向けに果物を供給する多国籍企業が熱帯の発展途上国にバナナのプランテーションを築いて現地の労働力を買い叩くだけでなく、作物の生産を海外向けのバナナの生産に転換させることで現地で消費する農作物が不足したり、バナナ生産の効率化のために農薬を空中散布して現地民に健康被害を齎しているため、現地の労働組合を中心に抗議活動が行われている状況にある。日本向けバナナを生産しているミンダナオ島のプランテーションにおいて労働問題や農薬による健康被害などの問題が出ている。この問題を取り上げたドキュメンタリー映画『甘いバナナの苦い現実』も製作されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』