タイトル

シャインマスカット

日付

2025.09.29

コメント

何やらシャインマスカットをニュージーランドにライセンス供与するって話が俄かに出てきてますね。
産地の知事が小泉農林水産大臣に抗議したそうですが、本当に「コレ」農家のこと考えてやってるんでしょうかね?
無断で採算されるよりマシってことなんでしょうが...、
そもそも種苗法制定(2021年4月法改)を邪魔していた馬鹿達と、農林水産大省の無能と怠慢が中韓に好き放題盗ませたのが原因でしょ?
(2025.09.29)

【シャインマスカット】
シャインマスカット (Shine Muscat) は、日本の農林水産省が所管する農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)によって育種・登録された、広島生まれのブドウの栽培品種。命名登録番号は「ぶどう農林21号」。
近年、人気が急拡大しており、日本園芸農業協同組合連合会の統計によると、シャインマスカットの栽培面積は、2022年に1797ヘクタールにまで広がり、近年においては、国内の主要品種であった巨峰(1621 ha)やデラウェア(1627 ha)を抜き、トップに躍り出たとされる。「皮ごと食べられる」、「種なし」、「大粒」、「高糖度」という特徴を持つ、高級ぶどうの火付け役となり、日本国内ならびに海外にぶどうファンを増やした。2023年頃から、"ぶどうの女王"と呼ばれるようになった。

【日本国外への流出・品質低下】
シャインマスカットを開発した日本の農研機構は、2006年に日本において品種登録を実施している。しかし輸出を想定していなかったため、海外での品種登録を行わなかった。植物の新品種の保護に関する国際条約においては、海外における果物の品種登録は国内での登録から一定期間(ブドウは6年)以内に行うことが定められており、日本がシャインマスカットの海外での品種出願に手をこまねいているうち、登録期限の12年を過ぎ、産地化が進む中国から取れるはずだった年間100億円とも試算されるライセンス料や、韓国などからのロイヤルティー(使用料)を徴収する権利も失った。日本国外では日本の許可などを要さず合法に栽培できる。海外での品種登録をしなかった理由について農研機構の担当者は、「当時は海外に積極的に出ていくことを想定していなかった」と話している。シャインマスカットを含むブランド果物の苗木や種子が、2010年代から韓国や中国を通して、アジア諸国へ渡るケースが相次いだ。韓国産のシャインマスカットが、海外での登録期限を過ぎた2014年に本格的に市場に流通するようになっても、日本の農家は海外での品種出願をしていなかったためロイヤリティーは受け取れなかった。2020年からは中国、ベトナム、香港、米国、ニュージーランドなど19か国・地域に輸出されている。韓国のシャインマスカットの栽培面積は、日本とほぼ同じ1800ha、韓国のぶどうの輸出額は2021年4月時点のデータで約8億円(727万ドル)となっており、その内訳はシャインマスカットが9割を占めており、海外輸出量は日本の5倍になっている。韓国でシャインマスカットは「果物系エルメス」という異名がある。中国での農地面積は日本の40倍もの規模になるという。農研機構によれば中国へは2007年ごろから複数のルートで持ち込まれたと見ている。中国では2015年以降、シャインマスカットの作付面積が急速に拡大し、全国で広く栽培されるようになり、2020年には日本の約30倍に及ぶ53,000ヘクタール、2021年にはその面積が1,000,000畝(1畝は約1/15ヘクタール)となり、中国のブドウの栽培面積の10分の1を占めるに至った。中国で一番貧乏といわれる貴州省でも栽培が確認されており、質を問わずに大量生産するという一点においては中国にマーケットを取られていると言わざるを得ない。韓国産も中国産もオリジナルの日本産と比べれば甘味や見た目のふくよかさなどの点ではまるで及ばない。中国で作られたシャインマスカットは「China Shine Muscat」などの名称でマレーシアなどでも販売が確認されており、ほかにシンガポールやタイ、香港、台湾などにも出荷されており、もはやグローバル・マーケットでも売りさばいているような状況である。しかし中国は「ブドウはもともと欧州が原産であるため、日本の“ブランドブドウ”は基本的に交配によって作り出されたものだ」と反論している。経済ジャーナリストの黒坂岳央は「ほぼ野放し状態のため、盗まれ放題の状態になっている。日本政府は本気で厳罰化などの策を講じるべきだ」と話している。東南アジアで流通するシャインマスカットの大部分は韓国産か中国産。韓国・中国産のものが、香港、タイ、マレーシア、ベトナムなどの市場で販売されており、日本産のシャインマスカットよりも価格が安く、例えば韓国の金泉市で栽培されたものは、日本の3分の1ほどの価格で輸出されている。インドネシアでは韓国産や中国産は、一房5万ー6万ルピア(日本円で約600円)のため、現地の人からすれば「たまに食べるちょっと高級な食べ物」という価格帯。一方の日本産の輸入品はそもそも出回る数も少なく、価格は一房最低50万ルピア(約5,000円)となるため、値段が約10倍に跳ね上がる。もはや韓国産・中国産としてのプレゼンスが高まっている状態で、このままでは日本産のフルーツが後発であるかのような誤った印象をグローバルに与えかねない。本来、日本が独占的にシャインマスカットを輸出できていたら、年間1000億円超稼げたであろうと試算をするメディア報道もあり、農林水産省は、シャインマスカットの被害額を、生産量から推計した許諾権料の損失だけで年間約100億円と試算している。

【品質低下】
2022年時点で韓国では国内農家によって、品質管理に失敗したC級品ばかり溢れており、購入者の失望を招いていることが報道されている。韓国国内でシャインマスカットが「高級果物」として注目されだして消費者の需要が高まると、韓国農家のシャインマスカット栽培が激増した。韓国農村経済研究院は、韓国国内のシャインマスカット栽培面積は2016年72万6000坪(240 ha)、2022年11月時点1210万坪(4000 ha)で16倍以上に増えた。2021年との比較でも韓国国内のシャインマスカット生産量は148.9%となっている。フルーツの苗木は手に入れば簡単に栽培ができ、開発コストや時間と手間を省いて成果物だけを手にすることができる。またフルーツの流出は追跡や差し止めが難しいとされている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』